治療方針・院内設備

治療方針
一見人を寄せ付けないように見える険しい岩峰の剣岳。穏やかなシルエットで優雅さを漂わせる至仏山。あなたは、どっちらが好きですか、私は、欲張りですがどっちも好きです。病気に対する厳しさと人に対する優しさ。それが医者としての私の信条です。何とかして治りたいと思う患者、何とかして治したいと思う医者、それが私が理想とする患者と医者の関係です。ほかの医療機関で治らないといってやってきた患者には最善を尽くしたいと思っています。泣く子供は苦手ですが,優しくありませんが、一所懸命治そうと努力していますが、子供を治療する時には、親の協力がとても必要です。日々刷新される医学知識を貪欲的に習得し、最新の医学知識で的確な診断・治療を心がけたいと思っています。

設備

聴力検査
対面式の聴力検査用の防音室があり、標準純音聴力検査・標準語音聴力検査が可能です。耳鳴検査装置を有しており、耳鳴りの評価ができます。耳管機能検査やチンパノメトリー検査で耳管機能の評価や滲出性中耳炎の診断と評価が可能です。
めまい検査
フレンセツェル赤外線眼鏡による眼振の観察と、重心動揺計による直立姿勢の評価、視運動刺激装置による 眼球運動の評価が可能です。
補聴器適合検査
静かな空間での補聴器適合検査が可能です。一人の患者に30分以上かけて丁寧に補聴器の調節・リハビリを行っています
鼻腔検査
鼻腔通気度検査で鼻閉の評価が可能で、鼻手術やいびき・睡眠時無呼吸症候群の診断・治療・術後の評価に活用しています。内視鏡下鼻内手術セットがあり、日帰りで鼻副鼻腔手術を行っています。
呼吸機能検査
スパイロメーターによる、上気道狭窄や閉塞性肺疾患の診断・評価ができます。経皮的酸素飽和度測定が可能です。
顕微鏡(OME1000、OME5000)
診察ユニットに取り付けられた診察及び簡単な処置用のOME1000といかなる耳手術にも対応できるOME5000の二台の顕微鏡があります。
半導体レーザー
アレルギー性鼻炎に対する下鼻甲介粘膜焼灼術やいびきに対するレーザー使用の軟口蓋形成術を行っています。
低出力レーザー
神経痛などの局所の除痛に使用しています。
複合電気刺激装置(ASPIA)
刺さない針治療装置による経絡経穴治療を行っています。肩頚腕症候群、スマホ症候群や耳鳴りに対しては高刺激電気療法、起立性低血圧や不安症状の強いめまい患者に対しては微弱電流療法を行っています。各種神経痛や顔面神経麻痺に対しても使用しています。

院内薬局とジェネリック医薬品
院外薬局まで薬をもらいに移動しなければならないという患者さんの不便と院外処方箋料と院外薬局での高い調剤料による経済的負担を考えて、開院以来院内処方にこだわってきました。ジェネリック医薬品を積極的に使用しており、その数は採用薬剤の80%以上を占めています。採用している薬は、200種類以上を数え、耳鼻咽喉科診療には十分な薬を備えていると思います。漢方薬を積極的に使用しています。当院になく治療に必要な薬は、最初は院外処方で対応していますが、治療効果があり長期に投薬する必要のある場合にはできるだけ在庫として備えるようにしています。